新町の史跡探訪


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■4つの発祥地

ご存知ですか?
新町には「○○発祥の地」と書かれた碑が4つも存在していることを。
4つの碑はいずれも静かに、誇らしく、ここが誕生の地であることを伝えています。
初めてのことを創り上げる新町の「創造の精神」を垣間見ることができます。

1.神流川合戦首塚八幡宮
1582(天正10)年、神流川合戦で討死にした滝川一益軍の武士の首を実検した地で、首を一箇所に埋蔵したところから、後世首塚と称し、無縁の霊を祀り石祠を設けた。すぐ近くには胴塚稲荷神社(藤岡市岡之郷)もある。

2.明治天皇新町行在所
1878(明治11)年、明治天皇が北陸東海道各地を巡幸のおり、官営新町屑糸紡績所に行幸された。そして、9月2日に新町に宿泊された際新設された建物。毎年恒例の「新町ひなまつり」には、幾組もの雛段が展示され見学者で賑わう。

3.於菊稲荷神社
遊女お菊の伝説から於菊神社の通称で親しまれている。境内には寛政の詩人・大窪詩仏の書「冰香」が刻まれた『水屋』(市指定重要文化財)が、社殿には遊女が奉納した絵馬『武者絵』『遊女参詣』(市指定重要有形民俗文化財)がある。

4.神流川合戦古戦場跡碑
1582(天正10)年、関東管領として北関東を制圧していた織田信長の重臣・滝川一益が本能寺の変の報に接し、その仇を討つため京へ上ろうとした時、上京を阻止しようとする北条軍と激戦を交わした『神流川合戦』を偲ぶ記念碑。